お酒のおつまみ何を選んでいますか?
お久しぶりにブログをアップさせていただきます、看護師のミノです。皆様長らくお待たせしておりました。
6月に入り雨の日が徐々に増えてきました。梅雨寒の日など、体調不良や怪我にお気をつけ下さいね。
先日、当院に体重計が追加されました。看護師やまとさんと一緒に、体内年齢、体脂肪を測定し、年々落ちる代謝量に動揺しておりました。じめじめした日に負けず、自宅で陽気な音楽や絶景動画を流しながら、夏にむけたワークアウトでじわじわ筋肉を増やそうと決意しております。
今回は飲酒の際に摂る食事について、ポイントをお伝えします。
その前に…
当ブログがレバウェル看護に掲載していただくことになりました。
https://kango-oshigoto.jp/media/article/54452/
ページの中下段あたりに掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
煮物や煮魚は主食の代わりに
煮物や煮魚は調理に使う砂糖やみりんなどに糖質が多く含まれています。
飲酒をする際に、ご飯などの主食と一緒に摂ると糖質過多となる恐れがあり、主食の代わりとして食べるのがおすすめです。
とりわけ肉や魚介は、主食がなくとも満足度も高め、タンパク質もしっかり摂ることができます。
根菜類も糖質高め 食べる際は量を控えめに
糖質を多く含むニンジンやジャガイモ、大根などの根菜類も、血糖値を考えた場合は控えめにしたい物。野菜類は葉物を中心に摂るようにしてください。
ソースや焼肉のタレなど調味料にも注意
ソースやケチャップ、焼肉のタレなども、糖質が高いので要注意です。
味付けには、だしやスパイス、塩・胡椒、バター、酢、マヨネーズなどを適量使うのがおすすめです。
晩酌時の主食は避けて、主菜・副菜を1品以上追加
食後の活動が最も少ない夕食は、3度の食事の中で特に糖質を意識して抑えたいもの。
ご飯やパン、麵類などは控えます。ただ、物足りなくて長続きしないのでは本末転倒。
食事の満足度を高めるためにも、主菜や副菜を1品以上追加しましょう。
積極的に増やしたいのは脂身の少ない肉や魚、冷ややっこ・納豆などの大豆製品、チーズ、野菜、キノコ、海藻類です。
覚えておきたい低糖質のおつまみ
居酒屋でのおつまみでは、刺身や焼鳥(できればタレではなく塩)、枝豆、チーズ、冷ややっこ、野菜のお浸し類が優秀です。〆の雑炊や麺類は飲酒する分、可能なら我慢しましょう。
おすすめレシピ
ブロッコリーのカリカリチーズガレット | 腸が喜ぶえのき納豆キムチ | レタスの塩昆布ナムル |
電子レンジでクタっとさせた ブロッコリーをフライパンに並べ チーズを乗せて両面焼くだけ♪ |
茹でたえのきに納豆、キムチを 和えるだけ♬ |
レタスに塩昆布を和え、 ごま油を垂らすだけ(^^♪ |
一緒に水を飲みながら、ゆっくり食べる
ある糖尿病医師は夕食時に1リットル以上の水を飲むそうです。
水分をとることで、血液中のブドウ糖濃度が薄まって血糖値を下げることにもつながるそうです。老廃物を処理するためにも水分摂取は不可欠です。
もう一つ、ゆっくり食べることも習慣づけたいところです。
早食いをすると血中にブドウ糖が増えて急激に血糖値が上がり、急速にインスリンが分泌されます。しかし、処理しきれない分は全て脂肪として蓄積されます。ゆっくり時間をかけて食べれば、血糖値の上昇度合いは緩やかになり、結果的に太りにくい食べ方につながります。また、ゆっくりよくかんで食べることで脳の満腹中枢に「食べている」という信号が送られ、食事の満足度の高さにもつながります。
★この記事は飲酒や会食を促すことを意図するものではありません。一部の血糖降下薬を服用している場合は過度な飲酒を避ける必要があり、肝硬変などの内蔵にダメージがある状況では、飲酒が禁忌となることもあります。あくまで血糖のコントロールが良好で、自覚症状がなく、合併症の管理がうまくいっている時など、適量が許容されている場合に限ります。適切な飲酒量については、ぜひ医師とご相談ください。