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梅雨時の体調管理と、尿から分かるサイン

[2026.06.10]

皆さま、はじめまして。
浦安ツバメクリニック 臨床検査技師のももです。。

関東も梅雨入りし、ジメジメとすっきりしないお天気が続いていますね。
気温も少しずつ上がり始めましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、日々皆さまの採血や尿検査などに関わっている臨床検査技師の視点から、この時期にぜひ意識していただきたい「水分不足のサイン」についてお話しします。

体内の水分量のイラスト

■ 尿の色は、体内の水分状態を知る手がかりになります

夏本番前のこの時期は、湿度が高く、気づかないうちに汗をかいていることがあります。
そのため、のどの渇きを感じにくいまま、いわゆる「かくれ脱水」のような状態になってしまうこともあります。

体内の水分が不足すると、体はできるだけ水分を逃がさないように尿を濃縮します。
その結果、尿の色がいつもより濃い黄色になることがあります。

お手洗いに行った際に、尿の色が「いつもより濃い」「量が少ない」と感じる場合は、水分が不足しているサインかもしれません。
透明から薄い黄色に近い状態を目安に、こまめな水分補給を心がけましょう。

ただし、尿の色は水分量だけでなく、ビタミン剤や一部のお薬、食事などの影響でも変わることがあります。
血尿のように赤っぽい尿、茶色っぽい尿、泡立ちが強い尿などが続く場合は、早めの受診をおすすめします。

■ 腎臓病や糖尿病がある方は、特に注意が必要です

当院の専門である腎臓病や糖尿病においても、水分不足には注意が必要です。

体内の水分が不足すると、血液が濃縮され、血糖値が高めに出ることがあります。
また、腎臓へ流れる血液量が減ることで、血液検査で腎機能の数値、たとえばクレアチニンやeGFRが一時的に悪化して見えることもあります。

さらに、尿酸値が上がりやすくなることもあり、もともと高尿酸血症や痛風がある方にとっても、脱水は気をつけたい要因のひとつです。

のどが渇いてから一度にたくさん飲むのではなく、日中に少しずつ水分をとることが大切です。
水や麦茶など、糖分を含まない飲み物を中心にするとよいでしょう。

一方で、進行した腎不全などで医師から水分制限を指示されている方は、自己判断で水分量を増やしすぎないようにしてください。
ご自身に合った水分のとり方については、診察時にご相談ください。

 

水分補給のイラスト(女性)

 

■ 健診の季節がやってきました

6月に入り、今年度の特定健診などが本格的に始まる時期でもあります。

健康診断で「尿たんぱく」「尿潜血」「尿糖」などを指摘された方、また血液検査でHbA1c、血糖値、腎機能、尿酸値などが気になった方は、そのままにせず、早めにご相談ください。

尿検査の異常は、自覚症状がないまま見つかることも少なくありません。
しかし、尿たんぱくや尿潜血が続く場合には、慢性腎臓病や腎炎などが隠れていることもあります。

浦安ツバメクリニックでは、採血・尿検査に加えて、必要に応じて超音波検査なども行っております。
腎臓病、糖尿病、生活習慣病が気になる方は、お気軽にご相談ください。

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