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血糖値の変動を知ろう

[2024.07.17]

梅雨に入り蒸し暑い日が続いています。みなさまいかがお過ごしでしょうか。こんにちは看護師のユズです。

血糖値が気になって何を食べれば良いのかお悩みのかた、いらっしゃいませんか?クリニックにかかっておられる患者さまからもそういったお悩みをよくうかがいます。
境界型糖尿病(いわゆる予備軍。空腹時血糖110~125㎎/dl、75gOGTT2時間値140~199㎎/dl)の患者さまは、自費診療にはなりますが、血糖値の変動を知るきっかけとして2週間リブレセンサーの装着をお試しいただけます。
不安で食べない、ではなく、何を食べてよいかヒントを得たとのお声をいただいています。

【リブレセンサーとは?】
細胞間質液中のグルコース濃度を測定します。

500円玉くらいの大きさで上腕の後側に装着します。
最長14日間(2週間)リアルタイムでグルコースデータを測定します。
耐水性があり装着したまま入浴、シャワー、水泳、運動が可能です。

【血糖トレンドとは?】
血糖は1日の間で上がり下がりを繰り返しています。食べたり運動したり、日中や寝ている間にも複雑に変化しています。こういった血糖の変化を、その時、その時の「点」でみるのではなく、1日を通して「線」で見ることを「血糖トレンド」と言います。

     

【血糖トレンドを見ることのメリット】
メリット①食事と血糖の関係がわかる
動脈硬化の進行を早めるといわれる「食後高血糖」の有無が確認できます。
血糖トレンドを確認して食後高血糖を起こしていると判明したら、食事の内容や量による血糖値への影響に注意することができます。
血糖の上がり方・下がり方は糖質の量だけでなく、食事に含まれる栄養素の種類や量、そのバランスなど、その内容によって大きく変わります。また食事をとる時間や間食のタイミングにも左右されます。
血糖トレンドを見ることで食事の内容を考えたり、とり方を工夫して高血糖をふせぎましょう。

メリット②睡眠中の血糖の変化がわかる
睡眠中に低血糖を起こしていると、眠りが浅くなったり、いやな夢を見るなどの症状が出ることがあります。
不眠の原因を探ることができる可能性があります。

メリット③血糖コントロールの質がわかる
HbA1Cが同じでも血糖の上がり下がりには個人差があります。
血糖変動の幅がより小さい場合を「質の良い血糖コントロール」といい、この方が合併症を起こしにくいとされています。HbA1Cだけでなく血糖トレンドをみることができれば「血糖コントロールの質」を確認できます。

血糖値を目で見て実感していただくことでご自身に合った食事療法や食べ方の工夫(間食をとるタイミングや食事量)など見出していただければと思います。
ご希望の方は、まずは2週間装着してみましょう。

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