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糖尿病療養指導

糖尿病の疫学と影響

糖尿病はこの50年間で50倍以上、15~39歳の若い世代で過去30年間に1.5倍増えており、今や誰もがかかりうる国民病と言われています。
糖尿病とは、一言で言うと血管をボロボロにする病気です。
基本的に、直接死に至る病気ではありませんが、動脈硬化の進行を加速させ心臓病や脳卒中などの合併症を引き起こす可能性があります。

糖尿病は基本的に無症状なので発症しても血糖値を測らない限りわかりません。
健診や他の疾患での検査中に高血糖が見つかることが多いです。
糖尿病と診断されても合併症がすぐに出てくるわけではなく数年経てから現れてきます。
ただし注意しておきたいのは糖尿病と診断時点で、発症後数年以上経過していることがあり、まずは神経障害、網膜症および腎症など合併症の状況を細かくチェックしていきます。

糖尿病の発症は自己責任!?

糖尿病の発症は自己責任と思われる方もいるかもしれません。
好き放題食べて運動しなかったから発症したとか、太っているから発症したとか思っていませんか?
しかし糖尿病発症は必ずしも自己責任ではありません。
糖尿病の種類には1型糖尿病やその他の特定の機序・疾患による糖尿病、妊娠糖尿病などご自身の生活習慣とは関係なく発症するタイプの糖尿病もあります。
2型糖尿病に関しても、家族歴を有する患者さんも多く、ただ食べ過ぎだから発症した糖尿病というわけではありません。
痩せていて食事や運動も適正にしていたにも関わらず、2型糖尿病を発症する患者さんもいますし、どれだけ食べて肥満があっても正常に血糖値が推移する方もいます。
発症には個人差が大きいのが現実です。

糖尿病治療の目的

糖尿病の治療の目的は合併症を防ぎ、糖尿病のない人と変わらない寿命と生活の質の実現を目指すことです。
治療は「高血糖を是正し続ける」=血糖値をコントロールすることが目的となります。
方法として食事療法・運動療法・薬物療法があります。

糖尿病と療養指導

ここで看護師の出番です。「療養指導」って何?と思われる方もいらっしゃると思いますが、合併症を予防するためのお助け隊と思っていただければと思います。
そのために患者さんのそれまでの食生活・習慣・嗜好や運動やお仕事など伺う必要があります。
1回で全てをお聞きするのではなく、定期的にお話を伺います。
生活に無理なく続けられるような方法を、患者さんと一緒に模索し決定していきます。

浦安ツバメクリニックでは熟練した看護師による糖尿病療養指導が可能ですので、糖尿病にまつわるどんな些細なことでもお気軽にお尋ねください。
お時間は30分程度頂くことになります。
ゆとりをもってお越しください。

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