ED治療
EDとは
EDとは、Erectile Dysfunctionの略語で勃起不全 (勃起障害)のことです。
「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」と定義されます。
40歳以上の男性の3人に1人がED
日本は特に発症率が高い国で、国内には潜在的な患者数が1,130万人に上り、40歳以上の男性の3人に1人が何らかのED症状を抱えていると言われています。
また、年齢が上がれば上がるほど有病率が高くなる傾向が見られます。
治療薬の作用機序
勃起は、陰茎の海綿体に血液が流れることによって起こりますが、それには「cGMP」という物質が重要な役割を果たしています。
一方で、勃起をしずめる際には、「PDE5」というcGMPを分解する酵素が働きます。
このcGMPとPDE5のバランスが大切です。
ED (勃起不全)の場合、性的興奮・刺激があってもPDE5が優勢になってしまうことでうまく勃起できていないことが原因の1つです。
バイアグラ®などの治療薬は、このPDE5の働きを阻害することで、勃起を起きやすくしてくれます。
治療薬の種類
一般名 | タダラフィル | ヴァルデナフィル | シルデナフィル |
商品名 | シアリス® | レビドラ® | バイアグラ® |
ポイント |
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詳細な特徴 | 食事・飲酒の影響を受けにくいため、服用前の食事に困りません。効果はマイルドに36時間程度続きます。長時間作用するため、ほてりなどのリスク・副作用は少なめです。 * 持続時間=勃起時間ではありません |
服用してから効果が出るまで最短15分と即効性が高く、短時間でしっかり効果を実感できます。 | 以前からある薬剤のため、知名度が高く、即効性と持続時間のバランスが良いです。 |
服用タイミング | 行為1時間前 | 空腹時 行為30分前 |
空腹時 行為1時間前 |
効果が出るまでの時間 | 普通 30〜60分 |
早い 15〜30分 |
普通 30〜60分 |
効き目の持続時間 | 最長 約36時間 |
長い 約8時間 |
普通 約4時間 |
食事の影響 | ほぼ受けない |
受けにくい |
受ける 食後すぐの服用は効果が下がるため注意 |
飲酒 | 適量であれば可 | 適量であれば可 | 適量であれば可 |
副作用 | 出にくい ほてり、発疹 ・動悸、血圧異常 ・めまい |
やや出やすい |
出やすい |
併用禁忌 | 硝酸薬(ニトロペン®など) アミオダロン |
硝酸薬(ニトロペン®など) |
硝酸薬(ニトロペン®など) |
心筋梗塞の既往 | 発症後3ヶ月以内は処方不可 |
発症後6ヶ月以内は処方不可 |
発症後6ヶ月以内は処方不可 |
脳出血・脳梗塞の既往 | 発症後6ヶ月以内は処方不可 |
発症後6ヶ月以内は処方不可 |
発症後6ヶ月以内は処方不可 |
その他注意点 |
以下の方は処方不可
24時間以内の再度服用不可 |
以下の方は処方不可
24時間以内の再度服用不可 |
以下の方は処方不可
24時間以内の再度服用不可 |
浦安ツバメクリニックでのED治療
現在、当院では、副作用が少なく、効果のマイルドなシアリスの国内後発品であるタダラフィルのみ取り扱っております。
低用量タダラフィル
タダラフィルは通常1錠で10〜20 mgの用量ですが、「低容量タダラフィル」は通常の1/8〜1/4である1錠2.5 mgの用量となります
低用量のメリットとして、
- 副作用が軽微で、毎日服用可能
- 好きなタイミングで服用可能
- 血流・高血圧の改善
が挙げられます。
通常の服用法と異なり、行為の数時間前に服用することなく、毎日服用可能です。
また低用量ゆえに副作用も弱いため、ED薬の副作用が苦手な方も安心して服用できます。
ED治療の料金表
タダラフィル(国内後発品)
メニュー | 診療内容 | 料金(税込) |
---|---|---|
2.5 mg(28 錠) | 低用量タダラフィル(連日服用) | 6,600円 |
20 mg(1錠) | タダラフィル 20 mg(頓用) | 1,200円 |
初診料 | 診察 | 2,200円 |
再診料 | 診察 | 1,100円 |
ED治療同意書
実施前の同意書となります。
事前にご覧いただき、部分的にあらかじめ記載してご持参いただければ、スムーズな受付が可能です。
注意事項
- 20歳未満の方のご購入・服用はできません。
- 使用する薬剤は、医薬品医療機器法承認の国内正規医薬品です。当院では保険診療におけるED治療は行っておりません。
- 以前に同薬剤に対してアレルギーを起こしたことのある方には処方することができません。